毎年1月に実家で父母、姉夫婦、妹と私で年始の集まりをしている。
私はバツイチでまだ再婚していないので一人で実家に向かう。
少し早く着いたのでまだ父母しかいない。
私の席はいつも父の隣だ。
二人で飲みながらお互いの仕事の話になるのですが、9割私が聞き役。
最近父が務める会社に入った特殊職の方が”言われたことしかやらない”そうだ。
父からすると”言われたこと以上をやるのが当たり前だ”と言う。
間違いなく私もそう同意見だ。
父の話が進む。
部署が違う父はその最近入った人(A子さん)と同部署の女性(B子さん)から相談を受けているそうだ。
B子さんは恐らく長年働かれている人だろう。
年齢も経験も違うのと”最近の若い子は叱ったり指導するとすぐ辞める”という考えがあったため、
B子さんは良かれと思ってA子さんに必要最低限のことしか言わなかったそうだ。
そんな日が続いたときにA子さんはその会社の社長にこんな報告をしたそうです。
「B子さんに無視されています」
と言う内容でした。
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「あ~なるほどね」
父にはこのように伝えました。
もしかしたら言われたことしかやらない人が多い年代もあるかもしれないけど、
全員がそうではないし、変わる人は変わる。
A子さんはその会社に”居場所”がないと感じたのではないか。
自分を必要とされてない、頼りにされていない同僚?上司?と働くのは苦痛でしかない。
B子さんの良かれと思っては分かるけどA子さんが無視していると感じているなら意味がないこと。
まず本人に言わないA子さんにも問題はある。
だからコミュニケーション不足。
あの世代は、今の若い人たち、今の年寄りはと言って一括りにするのは簡単ですが、世代、ジェンダー問わず一人ひとりが認め合っていける社会になってもらいたいものですね~